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2026/10/26 18:00

タイのハーブティーと聞くと、「健康のために我慢して飲む、苦いお茶」を想像する方もいるかもしれません。けれどタイでは、ハーブはもっと身近な存在です。市場や屋台の冷たい飲み物、家庭の食卓、来客へのもてなし、マッサージやスパの後の一杯など、暮らしのさまざまな場面に取り入れられています。

その楽しみは、ハーブごとに異なる色・味・香りにもあります。鮮やかな青、ルビーレッド、香ばしい黄金色。酸味のあるもの、緑茶に近いもの、穏やかなものまで個性はさまざまです。

この記事では、タイの飲用文化と、アバイブーベで取り扱う代表的な5種類を紹介します。自分に合うタイのハーブティーを、味や飲む場面から選んでみましょう。

・タイのハーブティーは暮らしの中で楽しむ飲み物

タイでは、植物を食事や飲み物、日々の手入れに活用する知恵が受け継がれてきました。ハーブティーも、特別な日にだけ飲むものではありません。

暑い日に冷たくして飲む。食事と一緒にすっきり味わう。仕事や家事の合間に温かい一杯で休む。来客を色鮮やかなお茶でもてなす。場面に合わせて植物の個性を楽しむことが、タイのハーブティー文化の魅力です。

→市場や屋台では色鮮やかな冷たい飲み物に

一年を通して気温の高いタイでは、ハーブを使った飲み物が冷たく提供されることがあります。青いバタフライピーや赤いローゼルは、透明な容器に注ぐと色がよく映えます。

砂糖やシロップで甘味を加えたり、氷をたっぷり入れたりする飲み方もあります。ハーブティーは温かいものという決まりはなく、暑い気候の中で飲みやすい形へ工夫されてきました。

日本で楽しむ場合も、濃いめに抽出して氷へ注げばアイスティーにできます。色の美しさを楽しみたいときは、透明なグラスがおすすめです。

→家庭では食事や休憩時間の一杯に

タイハーブは、飲み物だけでなく料理や菓子にも使われます。たとえばゴツコラは葉を料理やジュースへ、ローゼルは酸味と色を生かして飲料やジャムなどへ、バタフライピーは花の青色を料理や菓子へ取り入れることがあります。

こうした背景から、ハーブティーも暮らしから切り離されたものではありません。甘くないゴツコラは食事に合わせやすく、香ばしいベールフルーツは休憩時間の一杯に向いています。

「身体によさそうだから選ぶ」だけでなく、「今日はどの味を飲みたいか」で選べることが、続けやすさにつながります。

→もてなしやスパの余韻を楽しむお茶に

色の美しいバタフライピーは、大切な人を迎える飲み物としても紹介されています。グラスに注いだ青色は印象に残りやすく、レモンやライムを加えると青から青紫、紫へ変わる様子も楽しめます。

また、タイで「マトゥーム」と呼ばれるベールフルーツは、タイ古式マッサージやスパトリートメント後のアフターティーとして飲まれることが多いハーブです。香ばしく穏やかな一杯は、施術後のゆったりした時間にもなじみます。

文化的な背景を知ると、ハーブティーは単に喉を潤すだけではなく、過ごした時間の余韻まで含めて楽しむ飲み物だと分かります。

・タイで親しまれる5つのハーブティー

タイのハーブティーは、原料によって使用する部位も味も異なります。ここでは、アバイブーベで取り扱う5種類を、購入前に分かりやすい「色・味・飲みやすさ」で比べます。

→バタフライピー|青色と穏やかな味

タイでは「アンチャン」と呼ばれる、青い花のハーブです。乾燥した花にお湯を注ぐと、鮮やかな青色が広がります。

見た目は濃いものの、苦味や渋みはほとんどありません。甘味と酸味もなく、ほのかに豆茶を思わせる香ばしさがある穏やかな味です。

ストレートのほか、はちみつで甘味を加えたり、レモンで爽やかにしたり、炭酸水と合わせたりできます。味の強いハーブが苦手な方や、色の変化を楽しみたい方に選びやすい一杯です。

5枚花だけを使用したバタフライピー ハーブティーを見る

→ローゼル|ルビーレッドとまろやかな酸味

ローゼルは、花びらではなく「がく」を使うハーブです。抽出すると透明感のあるルビーレッドになり、爽やかな酸味を楽しめます。

アバイブーベでは完熟したがくを選び、低温で乾燥。酸味はありながら、強すぎずまろやかな味に仕上げています。はちみつやシロップを加えると甘酸っぱくなり、炭酸水ともよく合います。

赤い色を楽しみたい方、甘くない果実感のあるお茶や、酸味のある飲み物が好きな方に向いています。

完熟したがくを低温乾燥したローゼル ハーブティーを見る

→ゴツコラ|緑茶に似たすっきり感

ゴツコラは、日本ではツボクサ、タイでは「プアポック」と呼ばれます。葉や茎は、タイの料理、ジュース、ハーブティーなどに使われてきました。

お茶は淡い黄緑色で、緑茶を思わせるすっきりした飲み口。後味にほのかな苦味がありますが、強い甘味や酸味はありません。

食事を邪魔しにくく、普段から緑茶や甘くないお茶を飲む方にもなじみやすい味です。仕事中や食事中など、毎日の定番として取り入れたい方に向いています。

ゴツコラの味・色・飲み方を完全ガイドで確認する

→ベールフルーツ|香ばしさとほのかな甘い香り

タイでは「マトゥーム」と呼ばれる果実です。乾燥させた果実と果皮から抽出したお茶は、濃い黄色からオレンジ色。香ばしい風味と、果実を思わせるほのかな甘い香りがあります。

砂糖を加えたような強い甘さではなく、口当たりは穏やかです。酸味や苦味の強いお茶が苦手な方、ハーブティー初心者にも試しやすいでしょう。

ホットで香ばしさを味わうほか、濃いめに抽出してアイスにするのもおすすめ。スパのアフターティーのように、ゆったり過ごす時間へ合わせたい一杯です。

実と果皮を使ったベールフルーツ ハーブティーを見る

→エンブリカ|爽やかな酸味とほろ苦さ

エンブリカは、インドでは「アムラ」、タイでは「マカーム・ポム」と呼ばれる果実です。ハーブティーに使うのは乾燥させた実で、抽出すると透明感のある金茶色になります。

味は爽やかな酸味が中心で、後味にほろ苦さが少し残ります。ローゼルのような華やかな酸味とは異なり、酸味と苦味が重なる落ち着いた印象です。

甘いフルーツティーではないため、食後にすっきりした味を選びたい方や、甘さに頼らない果実のお茶を探している方に向いています。

果実だけを使ったエンブリカ ハーブティーを見る

・味・色・飲む場面から選ぶタイのハーブティー

初めて選ぶときは、難しい成分名よりも、普段好きな飲み物と飲みたい場面から考えると迷いにくくなります。

  • 穏やかな味と青色を楽しみたい:バタフライピー

  • まろやかな酸味と赤色を楽しみたい:ローゼル

  • 緑茶のようなすっきり感が好き:ゴツコラ

  • 香ばしくやさしい香りで休みたい:ベールフルーツ

  • 爽やかな酸味とほろ苦さを味わいたい:エンブリカ

来客時に見た目を楽しむならバタフライピーやローゼル。食事と合わせるならゴツコラ。ゆったりした休憩にはベールフルーツ。食後に甘くない果実感が欲しいときはエンブリカというように、場面で使い分けられます。

一つに決めきれない方は、少量ずつ比較するより、同じ条件で淹れて香りや後味の違いを比べると好みが分かりやすくなります。

・日本の暮らしで楽しむ基本の飲み方

タイの飲用文化を日本で楽しむために、特別な道具は必要ありません。まずは各商品の案内に沿ってお湯で抽出し、味を知るところから始めましょう。

→まずはストレートで違いを知る

初めての一杯は、甘味料や果汁を加えずに飲むのがおすすめです。温かいうちに香りを確かめ、少し冷めてからもう一度口に含むと、味の変化が分かります。

アバイブーベのティーバッグ商品は、基本的に1包へ95〜98℃のお湯を約700ml注ぎ、3〜4分抽出します。バタフライピーは花4〜5輪へ200〜250mlのお湯を注ぎ、4〜5分が基本です。

味が薄いと感じても、最初から長時間抽出しすぎず、次回にお湯の量や抽出時間を少しずつ調整してください。

→ホット・アイス・アレンジを使い分ける

香りを感じたいときはホット、暑い日や食事中はアイスと、場面に合わせて変えられます。アイスは氷で薄まるため、少し濃いめに抽出してから氷へ注ぎます。

酸味をやわらげたいローゼルやエンブリカには、はちみつを少量。穏やかなバタフライピーには、レモンや炭酸水。香ばしいベールフルーツと、すっきりしたゴツコラは、まずストレートで試すと個性が分かりやすくなります。

甘味や果汁は一度に加えず、少しずつ調整するのが失敗しにくい方法です。

・アバイブーベが届けるシングルハーブティー

タイの市場や家庭では、ハーブを料理、飲み物、菓子などさまざまな形で活用します。その植物らしさを日本で分かりやすく味わえる形の一つが、単一の原料を使うシングルハーブティーです。

アバイブーベの5種類は、複数のハーブや香料で味を整えたブレンドではありません。バタフライピーは花、ローゼルはがく、ゴツコラは葉と茎、ベールフルーツとエンブリカは果実というように、植物ごとに異なる部位を使っています。

色や味の違いを隠さないため、「どのハーブが自分に合うか」を比較しやすいのが特徴です。アバイブーベ病院の知見を背景に、毎日の暮らしへ取り入れやすい食品として届けています。

5種類を一度に比べたい方には、バタフライピー・ローゼル・ゴツコラ・ベールフルーツ・エンブリカをまとめたセットがあります。最初から一種類へ決めず、その日の気分で飲み分けたい方にも適しています。

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・まとめ|タイのように、その日の気分で一杯を選ぶ

タイのハーブティー文化について、覚えておきたいポイントは次の3つです。

  • 市場・家庭・食事・もてなし・スパなど、日常のさまざまな場面で楽しまれている

  • ハーブごとに青・赤・黄緑・黄金色など色が異なり、味も穏やか・酸味・苦味・香ばしさと幅広い

  • 健康情報だけで選ばず、普段好きな味や飲みたい場面から選ぶと続けやすい

タイのハーブティーは、難しい知識を身につけてから飲むものではありません。今日は色を楽しむ。食事にはすっきりしたものを合わせる。休憩には香ばしい一杯を選ぶ。そんな自由な付き合い方ができます。

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